足が着地するときの位置は?地面の蹴り方は?

スタート、そしてフォームを練習すれば、あとは実践あるのみです。
ゴール目指して駆け抜けましょう。


バタバタ走っていませんか?

走っているときの音で速さがわかりますよね。
速く走っている子は「タッタッタッタッ」とリズミカルに聞こえてきます。
ですが「バタバタバタバタ」という音がすると、とても速く走っているようには聞こえませんね。

地面を叩くような走り方で、接地時間が長いとバタバタという音になります。いわゆるベタ足と呼ばれるものです。
そんな走り方にならないようにするためには、すぐに脚を引きつけるように意識してください。
脚の引き上げが遅いと、一足ごとに「どっこいしょ!どっこいしょ!」と体を
運んでいるイメージになってしまいます。

地面に接地した脚がパン!と反発力を感じている間に、後ろの脚を引きつけて、次の1歩を踏み出していくのです。
このリズムが速くなっていくと、スピードがアップしていくわけです。
小学生でも1秒間に4歩くらいは走れるはずですから、かなり速いテンポと言えるでしょう。
心の中でリズムを取りながら走ると、軽快な走りに繋がってくると思いますよ。

これはかかと着地・つま先でキックする『ピストン走法』、足裏全体で
キックする『フラット走法』両方に共通しています。
※フラット走法は足裏全体を使っていますがベタ足とは違います。

ただし、つま先だけで走るのはやめましょう。
地面を蹴るときに中心となっているのは、指の付け根あたり「拇指球」と言われるところです。
足先で蹴っているように見えるかもしれませんが、つま先だけで蹴るということはほとんどありません。
確かに一部のアスリートには、つま先で走る人がいますが、これはかなり筋肉を鍛えなくてはできない走法ですので、小中学生の筋力では負担が大きすぎるでしょう。
拇指球はどこ

そして足を出すときは体の前ですが、着地するときは体の中心に来ているのが理想の状態です。
後ろへ蹴るというより真下に押すイメージです。
体は前に進んでいるのですから、後ろに蹴ろうとすると足が流れて、十分に力が伝わらないのです。


ピストン走法とフラット走法について

かかとで着地し、つま先で蹴り出す走法をピストン走法と言います。
足裏全体で蹴るイメージなのがフラット走法です。

フラット走法は最近、流行っているので、耳にした方も多いのではないでしょうか。

じつはこれはランニングブームの中で広まった走り方です。
足に負担が少なく、長時間走れるというメリットがあります。
では、フラット走法が短距離に向かないかというと、そんなことはなくむしろ短距離から生まれた走法なのです。
ピストン走法は足首のバネを使っているため、筋肉の力が必要な走りなので、かなりの基礎トレーニングが必要でした。
筋肉の力が十分ならばピストン走法の方が速いかもしれません。

ただ上下動が多くなりやすい、足を捻るリスクがある、かかとの角度によってはスピードを抑えてしまうなどの理由で、フラット走法が一般ランナーに浸透してきたのです。
とくに高橋尚子さんのスイング走法が、フラット走法からきていることがわかってからは、市民マラソンでは常識のようになってきました。

じつはフラット走法と言っても、ベタッと足を着けているわけではありません。
やはりかかとから着地はしているのですが、すぐに足裏を地面につけるので、足裏全面で蹴っているように見えます。

実際にはかかとからつま先へ体重移動をしているのです。
完全にマスターするのはけっこう難しんですよ。
本格的に陸上をやるのでしたら、トレーナーについて学んでみたほうがいいかと思います。

いわゆる「かけっこ」とはちょっと違いますので・・・。

小学生のうちはその理屈を教えるよりは、自然で走りやすい方法でいいと思います。
普通に歩けばかかとから着地していますので、それを足裏全体で…と急に言われても戸惑うことでしょう。

足裏全体でキックというとバタバタとした走り方になりがちです。

また、あまりに意識的にかかとから先に行こうとすると、足が前に出て体が残されてしまいます。
意識としては、体の中心で真下へキック、という感じがわかりやすいのではないかと思います。

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