かけっこでの正しい姿勢は?5つのチェックポイント

かけっこでスタートはとても大切です。
短距離走はほんの少しの間しか走らないのですから、最初に出遅れるとなかなか取り返せません。

でも、スタートが苦手な人って多いですよね。
まずは基本を覚えて、きちんとマスターしましょう。


正しいスタートの姿勢を知っていますか?

まずスタートラインに立って「用意」の姿勢をしてみてください。
「どっちの足を前にしたらいいかわからない・・・」
もしお子さんが、利き足がどちらかわからないということがあれば、次のことをお試しください。

まずまっすぐ立って、次にゆっくり体を前に傾けていきます。
「もう倒れる!!」 という時、思わず前に出た足!
それが“最初に前に出す足”になりますから、その足を後ろに引いて構えます。

利き足がわかったら「用意」のポーズをとります。
いわゆる駆け出す前の形ですが、以下のポイントに気をつけてください。

? 足は前後に肩幅くらいに開く。
? 背筋は伸ばし、前傾姿勢に。
? 目はまっすぐ前を見る。
? 肘は90度に曲げ、手は軽く握る。
? リラックスして体の力を抜く。



最初は一つひとつを頭の中で点検していきます。
本来は走ることに集中しなくてはいけないのですから、姿勢のことで思い悩んでいてはスタートに遅れてしまいます(笑)
そして何度も繰り返して、「用意」のひと声でいつでもこの姿勢になれるようにしましょう。


ここでチェックすることは『力が入りすぎていないか?』ということです。
いよいよスタートと思うと、誰でも緊張してガチガチになってしまうことがあります。

スタートの時に力が入りすぎていると、出遅れてしまうのでリラックスして待てるように心がけましょう。

また、前傾姿勢なので重心が前にいきますが、主な推進力は後ろに引いた脚ですから、“前のめり”にならないように注意してみてください。
体を「く」の字に折るのではなく、頭から足まではまっすぐなまま、前に倒れるのが前傾姿勢です。

チェックポイント
力を入れなくてもフラフラしないでいられる、安定した姿勢を作りましょう。





ヨーイドンの前に緊張する!力まずにリラックスする方法

“体の力を抜いて”という言葉はよく耳にしますが、実際に「力まない」というのはかなり難しいことです。
スタートラインでは当然誰もが「よーし、がんばるぞ!」と思っているのですから、どうしたって力が入ってしまいますよね。

力んじゃダメ…と言われれば言われるほど余計な力が入ってしまうもの。

あそこがダメ、ここがダメと言われると混乱して、更に力が入ってしまうお子さんもいます。
最後にはどこに力が入っているのかもわからなくなってしまいます(笑)

そんな時はあまりアレコレ言わずに、思い切って一度、全身の力を抜きましょう。

陸上選手たちがスタートラインで、手をブラブラさせて軽くジャンプしたり、ダンスを踊るようにステップを踏んでいるのを見たことがあると思います。

一流のアスリートだってスタートは緊張するものです。

大きなレースであればあるほど、緊張は高まり、失敗できないという思いは強いのです。
それに負けないよう、自分なりのリラックス方法を考えているのです。

また、陸上の選手だけでなく試合前の選手たちが、音楽を聴いているのをよく見かけます。それもリラックスや集中力を高める方法のひとつです。

「緊張しい」のお子さんには、こんな風に自分のリラックス方法を見つけてみてはどうでしょう。
何か一連の動作を決めて「これをやったから大丈夫」という暗示を持たせる方法もあります。

日本人で一番有名になったメジャーリーガー・イチロー選手は、バッターボックスに入る時の動作は、いつも同じなんです。
実はこれも、イチロー選手にとっては集中力を高める暗示効果と言えます。

ヘッドフォンで音楽を聴くわけにはいきませんが、何か元気の出る好きな歌があったら、心の中で歌ってみるのもいいでしょう。
「失敗したらどうしよう」なんて、余計なことを考える心の隙間をなくしてしまいましょう!

こんな些細なことが緊張しない“おまじない”になるのです。
「緊張しやすい」という性格は簡単には直りません。

でも、誰だって緊張するんだということ、それは恥ずかしいことでも、ダメなことでもないと教えておくことは必要かもしれません。
スタートラインの隣にいるライバルだって、本当は緊張しているはずですから。

だんだん練習を積み重ね、本当に実力がついた時には、こんな“おまじない”はいらなくなっているかもしれませんね。

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